2010年08月18日

キリストの生まれた町

前日中華を食べた後、夜にもう一度嘆きの壁に行った時に見たユダヤ人の集会。
なんか、ちょっと決起大会みたいで気味が悪かった。

これって何の集会なんやろ!?!?

さて、またまた3人でこの日はエルサレムから10km程離れた町へ。
ダマスカス門そばのアラブバス乗り場から向かったその町の名前は

ベツレヘム
ベツレヘム

パレスチナ自治区にあるこの町はキリストが生まれた町だ。

広場の向こうには大きな教会がある。これが生誕教会
ベツレヘム

中はたくさんの巡礼者であふれており、内装も豪華だ。
ベツレヘム

そしてここがイエス・キリストが生まれた場所
ベツレヘム
案の定あまり実感はわかない。神話の世界みたいな感じで。。

教会を出て広場を歩いていると目に留まるものがある。それはこの看板。
ベツレヘム
これはパレスチナの歴史。そしてイスラエルの侵略の歴史。
真ん中の地図を拡大してみると・・・
ベツレヘム
一番左のように、最初ほとんどがパレスチナの土地であったのが、現在ではヨルダン川西岸とガザだけになってしまってるのがわかります。
これによって世界中にパレスチナ難民が500万人近く今も居るのです。
(難民登録してる人だけでこの人数なので、パレスチナ人はもっと居ます。)

中東諸国にはたくさんのパレスチナ難民キャンプがあり、自分自身もレバノンなどで難民キャンプを見たけど、とても厳しい環境で生活しているように見えました
2000年前に住んでいたからと言って、2000年間住んでいた人たちを追い出していい理由なんてどこにも無い。元々はヨーロッパの反ユダヤ主義で起きた難民問題、それを押しつけられたんじゃ中東諸国も欧米に反感持ってもしょうがないよなぁ・・・と思うのです。

パレスチナというとどんなイメージを持ってますか?
第二次世界大戦においてホロコーストの被害にあったユダヤ人の悲願で建てられた国、イスラエル。それに敵対する人たち。テロリスト。
イスラエル寄りの報道ではこんなイメージが植え付けられがちじゃないかと思います。

イスラエルの占領なんて無ければテロを起こす人なんて居ないはずなんやけど・・・

日本を出る前に、ガザ地区で亡くなったジャーナリストのドキュメンタリーをたまたま見て衝撃を受けた。イスラエルによって完全に封鎖された中で行われている行為はまさに虐殺。
ホロコーストで150万人を犠牲にしたユダヤ人が、ガザ地区に住む150万人に対してあれだけの行為をしているということ。自分の無知を恥じる程だった。

ベツレヘムの町は一見平和である。

しかし、町の中心から1km程歩いていくと・・・
イスラエルとパレスチナを区切る巨大な分離壁が目に入ってくる。
ベツレヘム
とても生身で超えられるような壁じゃない。
ベツレヘム
そして、様々な落書きがされている。中には過激な書き込みもある。
ベツレヘム
しかし、普通に暮らしている町の中にあんな壁がある光景はかなり不自然。
住んでる人たちにとっては、当然許せるモノではないだろう。
自分の住んでる町にこんな壁を作られたら自分だって全力で落書きする。

エルサレムからベツレヘムへの道のりは簡単。しかし帰りはそうはいかない。
壁を越えるにはチェックポイントで荷物やパスポートのチェックを受ける必要がある。
それがまたとても面倒くさいしうっとおしいし、いい加減にして欲しい。

嘆きの壁といい分離壁といい、ユダヤ人は壁が大好きなようだ。

2010.07.26
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posted by がちゃ at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | パレスチナ自治区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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