2009年08月13日

いざ革命の国へ

いよいよカンクンを出発する日。
10時過ぎに宿に居たみんなとお別れをしてカンクン国際空港へ。

空港へはカンクンのバスターミナルから20分程度。(40ペソ)

13時半の飛行機まで後2時間。とは言え、驚くほど何もない空港。
世界的なリゾート地の空港とはとても思えない。簡素な作りだ。
って言ってもまぁ、カンボジアのシェムリアップとあんま変わらんけど・・・。

Cancun限定マグが欲しかったんやけど、空港にスタバがあると聞いていたのに結局無くて買うことができなかった。

搭乗口に並んでいると、日本人のオッチャン2人組に会ったので、空港から旧市街までタクシーをシェアすることにした。2人は何度もキューバに来ているらしい。とりあえず、タクシーシェアする人が見つかって助かった。

カンクンからキューバの首都ハバナへは45分程で到着する。
キューバ

ご存じ、カストロ議長率いる革命の国exclamation

初の社会主義国への入国で結構ドキドキする目

飛行機を降りると、入国カウンターがやけに物々しい雰囲気・・・
スタッフは全員マスクをつけて、やけに厳しい検査があった。

まだインフルエンザ流行ってんのか!?

と思わんばかりの警戒ぶりだ。メキシコでもこんなの無かった。

空港から旧市街のカピトリオまで25CUC(1CUC=約100円)。
ちなみに、ドルから換金すると一番損をする。
キューバに行くなら円のままある程度持っておきましょう。

カピトリオとは旧国会議事堂のことで、ホワイトハウスをモデルに造られている。

2人とは別れ、サンクリで会ったYくんが教えてくれた宿に行ってみた。
カピトリオの隣にある、カピトリオハウスという宿。

『Casa(宿)』とか書いてないから、住所だけを頼りに行くんやけど、わかりにくい。

ここかな?と思ってたどり着いたところの呼び鈴を押してみると、2階から扉の鍵を投げ下ろし、

(*・ω・)ノ『これで開けて入りな〜!』

と突然呼びかけてきたのでびっくりした。なんかすげぇシステムだな・・・。

そのまま鍵持って逃げたらどうすんだよ。。

そしてこの宿、だいたいの宿が1泊20〜25CUCする中、
1泊10CUCという圧倒的な安さを誇る。

しかも、ドミトリー朝食付き

キューバって、高級ホテルか政府指定の民家しか泊まれない決まりになってて、民家でも2部屋までしか貸してはいけないし、ベッド数も限定されているらしいから、ほんまはドミトリーのある宿なんてありえへんはずやねんけど。。

宿のおばちゃんがとても優しくて良い感じだ。
今、日本人が他に3人泊まっているらしい。
ハバナの中華街

宿の娘さんが中華街がオススメだというので行こうとしたら、宿を出た所で日本人のTさんとYさんに会ったので一緒に食べに行くことにした。
ハバナの中華街
まだこの国のシステムがよくわかってなかったのですごく助かった。

キューバには外国人用と現地人用の2種の通貨がある。
(CUCは外国人用で1CUC=24ペソクバーノ)

そしてまさかこんな所で麻婆豆腐を食べれるとは思わなかった(笑)
2人は明日の飛行機でカンクンへ向かうそうだ。

宿に戻ってくつろいでると、宿のオバチャンが

『アミーゴよ!』

というので、リビングに行ってみると日本人のおっちゃんが居た。
ちなみにこのおっちゃん、この旅で初めての自分以外の有職者だった。
(中南米の旅人は旅行期間が長いので、ほぼ全ての人が仕事を辞めて来ている。)
というわけで結構話が合い、ずっと話をしていた。

自分:『キューバにはどれぐらい居るんですか??』

おっちゃん:『3ヶ月』

自分:『3ヶ月も何してるんですか・・・?』

おっちゃん:『サルサのレッスン

まじで!なんかしぶいな・・・!!

自分:『これから次はどこに行くんですか?』

おっちゃん:『ガテマラに3ヶ月』

自分:『3ヶ月も何するんですか??』

おっちゃん:『サルサのレッスン

キューバとグアテマラのサルサは違うらしい。

それにしてもそこまでするのがすごいわ。。

そう言えばカンクンの宿で会ったキューバから帰ってきたネーチャンも、サルサをやりに来ていたとか言っていたけど、そういう人結構居るんかな。。

話が弾んでいると、他の日本人たちも帰ってきた。
その中にメキシコシティーからパレンケまで一緒だったNさんが居た。

まさかまたこんな所で会うとは〜!!

なんか人数が増えて6人で朝の4時まで話が盛り上がった。
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2009年08月14日

2重通貨制はいやらしい

キューバといえば、

Che Guevaraひらめき
チェ・ゲバラ切手

この切手を朝からNさんとMさんと買いに行った。
郵便局はこちら。
ハバナ旧市街
街中にはクラシックカーがたくさん走っていて、タイムスリップしたような感じがする
それでも結構近代的な車が増えてきているらしいけど・・・。

キューバの街にはゲバラがあふれているexclamation×2

特にゲバラ好きで無くても、1日経てばゲバラが好きになってくる。

切手を買った後、2人はカンクンへ帰って行ったので、午後は旧市街を散策することにした。
ハバナ旧市街

馬車まで走っていた!
宿の隣にあるカピトリオは入場料が高いのでパス。

とりあえずみんなが『キューバの原宿』と言ってたオビスポ通りへ。
ハバナ旧市街

さすがにめっちゃたくさんの人で賑わっている。

それにしても、なんか普通に

『I黒ハートUSA』ってシャツを着てるキューバ人とか居るんやけど・・・

キューバとアメリカって仲悪かったよな!?
そのシャツいいの!?


みたいな。。キューバ政府は特にそこまで厳しくないんやろか。。

オビスポ通りには、ヘミングウェイの通った店などもあった。

通りを抜けて、海岸沿いに歩いていると、とても大きなお土産市があった。

やはり一番多いのはGuevaraグッズだ。

ゲバラのシャツとか他にも色んなものがめっちゃたくさん売ってるんやけど、
一番よく見かけたのはの入った帽子かな〜。。

試しにかぶらせてもらったら、中国人にしか見えなかったので買うのをやめました。

そしてお土産市の先には、支倉常長の像があった。
ハバナ旧市街

支倉常長伊達政宗の派遣した慶応遣欧使節団として世界をまわり、
1614年、日本人としては初めてキューバに立ち寄ったらしい。

右手は、当時の目的地であったローマを指しているそうだ。
ローマまでは8400km。当時にしたら命懸けのとてつもなく長い旅だったのでしょうね。

一度宿に戻り、宿に居たTちゃんとカバーニャ要塞儀式を見に行くことにした。

P11のバスで海底トンネルを通り、常長像の対岸へ。
バスは0.4ペソクバーノ(2円ぐらい)。
地元民用の交通手段等はまじでちょっと安すぎ。

要塞近くにあるゲバラの家を目指したんやけど、かなり歩く・・・。
ハバナ旧市街

なんかショボそうやねんけど、せっかく来たので入ってみた。(4CUC)
高いくせに特にたいしたものも無いし、写真撮影もできない。
(というか写真撮影したければまたお金を払わなければならない)

すぐ目の前にあるイエス像
ハバナ旧市街
この足下に行くのにも1CUCを取るというケチさ。

もうええわ!!

ちなみに、周辺から見たハバナの景色はかなりイイです。
ラバーニャ要塞より

日暮れ近くなってきたので、要塞に向かった。
カバーニャ要塞

ちなみにこの要塞の入場料

キューバ人:7ペソクバーノ (約35円)

 外国人  :8CUC (約800〜850円)

ナメてんのかコラァアアアア!!!


25倍近くもボッタくるなんて、ティカル遺跡がかわいく見えるわ!!

とは言っても、まぁしょうがないんやけどさぁ〜。。なんかな〜〜。。

ただ、要塞からのハバナの夕暮れはとても絵になる景色ぴかぴか(新しい)
ハバナの夕暮れ

カバーニャ要塞の空砲の儀式
150年、毎日続いているそうだ。

前日にNさんとMさんが行ったらしいが、

『「ぽふっ」って感じで全然期待はずれ!たいしたことなかったよ』

2人揃ってこんなことを言うので、全く期待せずに行ったのだけど、

いざ行ってみると、

ドッカアアアアアアアン!!!

という音が鳴って、めっちゃびっくりした。。
まんまと騙されたわ・・・。

でも、期待しないことって大事なことやなって思った(笑)
ハバナ

ご飯を食べて宿に戻り、おっちゃんとTちゃんの3人でまた朝まで語り合ってた。

昨日と今日が1番色んな話をした気がする。
みんな色んな思いを持って旅をしている。
こういうところで出会う人たちと話することが1番楽しい。
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2009年08月15日

考えさせられる国

昼前に起きると、オバチャンがまだ朝ご飯を用意してくれていた。
もう昼なのに、えらく親切に食べなさいとすすめてくれる。

(。*∀*)『私は中国人が嫌いよ!
     だから中国人には朝ご飯は出さないの!』


と言っていたのがものすごくおもしろかった。
日本人大好きだそうだ。なんか嬉しい

が、そのわりには『チーノチーノ』と呼んでくるのはなんなんだ?

まぁ、それはともかく今日は土曜日。普通の国なら休日のはずだ。
昨日に引き続き、ハバナ市街を廻ることにしていた。
ハバナ

旅をしてると曜日なんかどうでもよくなってくるんやけど
キューバでは他の国とは違う、感じることがあった。それは、

平日も休日みたいだということ。

社会主義国キューバ
全てを国家が所有し、食料も配給がある。


社会主義国も世界では珍しくなってきているけど、
食料・医療・教育が全て保証されているのはここだけではないだろうか。

もちろん、ペソクバーノだけで生活するには厳しい。
美味しいモノを食べたければ自力でお金を得なければならない。

しかし、究極を言えば働かなくても生きていけるのだ。

キューバの路上には普通に物乞いも居る。
しかし他の国と違って、やせ細った物乞いはあまり見かけない
最低限度の生活は国家が保証しているからだ。

セーフティネットの抜け穴があって生活保護を受けれずに自殺していくというようなことは日本ほど無いのだろう。

それに加えて。ラテンアメリカ特有のものだろうか。
人々は陽気で底抜けに明るく、道を歩いていると全員と言ってもいいほどみんな声をかけてくる。

「Chino?」(中国人?)
と聞かれることが多かったけど、キューバ人は『japones(日本人)』だとわかってても黄色人種を見ると『Chino(a)』と呼んでくるようだ。
まぁ見た目はこっちの人からすると変わらんもんな。。

それでも、応えるとみんな超ハイテンションで歓迎してくれる。

キューバは中南米の中でも治安のいい国

キューバに来る前からそういう話をよく聞いた。
その理由は上に挙げた、最低限度の生活の完全保証という背景が大いにあるのだろう。

アメリカの厳しい経済封鎖の中、実際には国民も国家も厳しい経済状況にあるはず。
でもみんな元気に明るく生活を送っているように見える。

ハバナ
平日も休日も市街はとても和やかでのんびりした空気に包まれている。

反面、大勢の日本人は死ぬほど働き、命を削って生活をしている。
キューバ人ほど心の余裕は無いように思う。

日本に居る間に生活保護について調べてみたことがあった。
年金は法定免除。住民税免除。健康(医療)保険料はかからない。生活保護費は非課税収入(所得税0)。子どもの学校においてかかる費用の全額に近い補助。その他諸々色んなモンがタダ。
(20万円の生活保護≧月給30万円のサラリーマン)

もし民主党が政権を取ればもっと手厚くするなんていう話をしている。

自分は職もありながらこんな旅行に行ける身分にあることはありがたく思う。
しかし、こういう現状は、知ってしまっただけで、働く気を無くしてしまう程のものだ。
少なくとも自分は社会主義的な政策は嫌いだ。

今、この旅をして思うこと。

仕事柄、反日的な教育をする教師・反日的な報道ばかりするマスコミ、
それに洗脳された人間がたくさん居ることは肌で感じているけど、
『国を愛している』
ということを堂々と言うことができないのは、世界でも日本だけだろう。
(こういう話を日本ですると右翼扱いされる。)全くもって異常だ。

ハバナ

こちらは夜に行った新市街の内務省の壁面。
キューバ人はゲバラ大好きでキューバに誇りを持っている

心にゆとりの無い貧しい人が増え、狭い了見でしか物事を考えられなくなっているのも確か。

資本主義がいいとか、社会主義がいいとかそういう問題ではなく、
日本人に今足りないのは、


国を愛し、前向きに進んでいく"こころ"

であると、つくづく感じる。

メキシコにしろキューバにしろ、みんなすごい人懐っこくて、世話焼き。
そこだけ取っても、悲観的で他人のことは見て見ぬフリな日本人とはすごく対照的だ。

『世界のどこかで誰かが不正な目にあっているとき、それがどんなものであれ、それを心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。それが革命家にとって最も美しい資質なのだ。――わが子たちよ。いつまでも私はお前たちに会いたいと思っている。だが今は大きなキスを送り、抱きしめよう。』

チェ・ゲバラがキューバを去るとき、彼の子どもたちに宛てた手紙だ。


彼らから学ぶことはとても多い。そう感じて止まない。
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2009年08月16日

公共交通機関を利用しましょう

昨日の夜は早めに寝た。今日はキューバを発つ日。

市街から空港までタクシーが25CUC
とりあえずそれだけは財布に残していたのだけど、地元民の使うバスで空港まで行くことにしたので午前中はその25CUCでお土産を買いあさりに出かけた。

しかし、先日の海沿いのお土産市は跡形も無い。休日はやってないんか!?
しょうがないのでその辺の店でテキトーに買って帰った。

ついでに、日本に郵便を送ろうと思って郵便局に行くと、85CUCかかると言われ、
ペソクバーノの間違いじゃないかと2回ぐらい聞いたけど違うと言われ・・・
85CUCも払えるかー!!
ということで、郵便を送るのをやめた。
しかし、後で調べてみると0.85CUCのことだったようだ。

『Ochenta y cinco』しか聞き取れなかった。。

ちなみに、昨日と今日で3ペソクバーノ硬貨紙幣を結構集めた。
どっちも、チェ・ゲバラがデザインされている。
3ペソクバーノ
かっこよすぎぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
そしてまた、金額の大きいお札じゃなくて3ペソっていうのがゲバラらしい。

宿に戻るとちょうどサルサのレッスンからおっちゃんが帰ってきたので
おっちゃんと別れを済ませ、近くの広場の横から出ているバスに乗り込んだ。

途中でバスを1回乗り換え、空港へ到着。

市街から空港まで、バスで来ると2ペソクバーノだ。
(ただし、時間は結構かかる。)

25CUC(2500円)が2ペソクバーノ(10円)・・・
ありえねぇよ。。

思いつきでやってきたCUBA

カストロ議長の命もそう長くないだろうし、
そうなったら社会混乱が起きて簡単に来れなくなるかもしれない。


そんな思いもありながらやってきたこの国。

現地の人でも、ギリギリで成り立ってると言っていた社会主義。

平日の朝からみんなのんびりとした働く気のない光景は、

なんでこれで国家が成り立っているのか意味がわからん。

そんな気持ちでいっぱいになるものだった。

時間があればもうちょっと色んな街にも行きたかったけど、
それはまたの機会ということで。。
いつかまた、ゲバラを訪ねてやってくるだろう。そんな気がした。

そして3時間弱のフライトで、ハバナからメキシコシティーへ。

ここでもタクシーは高いのでメトロで宿まで行くことにした。
(タクシーだと200ペソ弱、メトロだと2ペソ)

メキシコに来たばっかりの人がドミに居て、
『オアハカのチーズがめっちゃ美味しかった』
という話をしたら、
『予定を変えて明日オアハカに行く!』
と言い出したのがちょっとおもしろかった。

チーズが大好きらしい。

世の中には色んな人が居るものだ。
それにしてもメキシコシティーを観光して行かないなんてもったいない。。
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