2017年03月20日

南極への準備(手続き編)

面倒になってしまい記事を更新しなくなってしばらく経ちますが、これ以上無い素晴らしい経験をたくさんの人にもしてもらいたいという思いを込めて、新婚旅行で南極へ行ってきた記録を残しておこうと思います。他の旅行記も気が向けば書きます。

南極へ行ったのは、2015年12月。
しかし、南極への準備は2015年2月から始まった。


南極へは通常、アルゼンチンの最南端ウシュアイアからクルーズ船に乗る。
できるだけ安く済ませようとすると、時間のある人はウシュアイアでラストミニッツが出るのを待つけど、僕も彼女も仕事があるためそのようなわけにはいかない。

プロポーズをしたのは2014年の暮れだったが、両家の両親への挨拶もまだしていない2015年2月、ふと新婚旅行はどこへ行こうかという話になり、自然な流れで『南極』に行きたいという結論に至った。お互いペンギン好きでペンギングッズの収集が趣味であったし、2人とも大の旅行好き。せっかくならば世界で一番遠いところへ行きたいという彼女の意向も叶えられる、唯一の選択肢だった。

正直なところ、南極に行けるのはおそらく定年後であろうと思っていたのだが、年末年始の休暇に結婚休暇を組み合わせれば彼女も行けないことはないという読みで、行動へと移すことになった。(言うまでも無く自分はいくらでも休めると踏んでいた。)

せっかくならばもう一箇所、行きたいところがあった。

それは、サウス・ジョージア島

あまり知られていないが、キングペンギンの信じられないほど巨大なコロニーがある。
おそらく南極よりもペンギンの見られる島。

何かの記事で見て、どうしても行きたい場所のひとつとなっていた。



大西洋の真ん中、南極海に浮かぶ島で船でしか行く事はできない。
ウシュアイアから南極へ向かうクルーズ船は数多くあり、値段もピンキリであるが、このサウスジョージア島へ行く船はごく限られている。

南極のみへ行く場合は通常10泊11日程度のクルーズであり、4年前に一人旅でウシュアイアまで来たときにはラストミニッツで10万円台で行ったという話すら聞いたことがあったが、近年は中国人が大挙して押し寄せているせいか南極クルーズの価格は高騰し続けており、平気で50万円程度してくるようだ。ラストミニッツでその値段ということは、事前に予約しているともっと高くなるということ。

南極クルーズについて調べてみると多くの旅行会社が出てくるが、その中でもサウス・ジョージア島へのクルーズを取り扱っているのはポナン社のみであった。


日程的には、以下のプランに絞られた。
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2015年12月15日 ウシュアイア出港
ロストラル号 (南極&サウス・ジョージア島14泊)
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日本ではマーキュリートラベルというクルーズ専門旅行会社が取り扱っているようで、早速メールで問い合わせてみた。
http://ponant.jp/all/antarctica.html

■2月26日:クルーズ会社に問い合わせ
→最安の部屋で一人8510ユーロ。(日本円で129万8700円)
 ※ブエノスアイレスからウシュアイアの往復飛行機代込み

申し込むのが遅くなれば遅くなるほど高くなるシステムであるため、この時点で検討したのは良いことだった。南極のみのクルーズでラストミニッツが50万を超えることもあるとわかったので、サウス・ジョージアを経由して南極に向かう船でその値段で済むのならば、そこまで高い値段であるとは思わなかった。


■2月27日:クルーズを申し込み
もし結婚が破談になったとしても、南極へは行こう。そんな話をして申し込んだ。
予約金として3月6日までに一人あたり2312.5ユーロ(32万3080円)の支払いが必要とのことだったので、お互いにそれまでにお金を用意することとした。


■2月28日:ブエノスアイレスまでの往復航空券を購入
・ルフトハンザ航空フランクフルト経由
 2015年12月12日 大阪発
      12月13日 ブエノスアイレス着 
 2016年 1月 1日 ブエノスアイレス発
       1月 3日 大阪着
一人あたり往復15万2000円


■3月1日:予約金を決済
残金の入金期限は9月15日。それまでは特に手続き不要とのこと。
環境省への申請も旅行会社側でやっていただけるとのことだった。


■3月下旬:仕事の調整
12月12日に日本を発つため、12月11日までに2015年内の仕事を全て終わらせなければならない。そのために来年度のスケジュール調整をこの時点から行い、職務に支障が無いよう決算に影響する予定等を尤もな理由をつけて前倒しするよう提案を行った。


■5〜7月:両家挨拶&顔合わせ
南極のことは黙っていた。とりあえず無事に終了して一安心。


■8月:同居開始&入籍
ここへ来てようやく新婚旅行に南極へ行くことを公言できるようになる。


■9月10日:残金の決済
代金から前金を除いた残金、一人6937ユーロ(97万5620円)を支払う。


■11月10日:メディカルフォーム等の送付
@メディカルフォームの内容
  ・歩くことが困難でないか?杖や車椅子を使うか。
  ・病気のための薬を服用しているか?
  ・過去5年間に病気や手術をしたか?
  ・心臓、呼吸障害または神経に関する病気にかかっているか。
  ・食事に制限があるか。アレルギーの出る食物や薬があるか。
  ・最後に歯科検診したのはいつか。
  ・妊娠しているか。
  ・あなたの身体的な様相を説明してください。
  ・探検プログラムに参加する体調と持久力に問題が無いか。
  ・医師に関係する可能性のある病状または以前の医学的状況を説明してください。
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これにて全ての南極旅行への準備が終了。
後は12月12日の出発までに仕事をまとめて終わらせるだけとなった。


 
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posted by がちゃ at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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